10時13分、延岡駅に到着しました。 ここで、乗り込む客と降りる客が大勢いました。 |
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延岡駅の構内は、広く貨物ターミナルもあり、ディーゼル機関車も停まっていました。
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ここから、次の佐伯駅まで、約1時間というロングラン運転に入ります。
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先ほどまで、時速110kmほどで飛ばしていた列車も、延岡を過ぎてからは、最高速が90kmほどとなり、ゆったりとしたスピードになりました。 延岡の市街地が消えると、段々と人里離れた景色が広がってきました。 |
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山が迫ってきたり、川が迫ってきたり、このあたりは自然がいっぱいの路線を走行していきます。
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このような景色がずっと続き、気だるい時間になってきた頃、上岡(かみおか)駅で運転停車です。 あと一駅で、停車駅です。 |
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11時14分、ちょうど延岡から、1時間で、佐伯駅に到着しました。
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ここからは、再び海沿いを走行するようになりました。
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1時間じゅうずっと、山と川ばかりの景色でしたので、久しぶりに見る感じです。 |
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ほとんど海が見える景色ばかりが続いていました。
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また、小さな漁港の近くを通ることもありました。
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11時32分、津久見(つくみ)駅に到着しました。
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津久見駅のホームは、カーブがキツイところにホームがありました。 1面2線の配置です。 |
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そしてベンチが何と、このようにみかんの形をしたベンチで、これは珍しかったです。
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津久見駅を出ると、今度は一気に海から離れて、山ばかりの路線へと変わります。 そして、速度のほうも遅くなっていきます。 |
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山の区間がしばらく続いた後、また海が見えるところへ戻ってきました。
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11時41分、臼杵(うすき)駅に到着しました。 ここで、わたくしの乗っていた、指定席は、ほぼ満席となりました。 |
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12時03分、鶴崎(つるさき)駅に到着しました。 あと1駅で下車するところまできました。 |
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平坦な道となり、速度もアップし、大分川を渡ると、もう下車駅が見えてきました。
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12時09分、大分駅に到着しました。 宮崎から約3時間ほど。 確かに、この道中は、長いです。 |
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そして、わたくしの乗っていた、特急「にちりん」は、終点の別府に向かって、走っていきました。
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隣のホームには、883系の「ソニック」博多行きが、待機していました。 先ほど、「にちりん」から下車した客のほとんどが、このソニックに乗り換えていきました。 |
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改札へ向かう頃、「ソニック」は、博多に向かって走り出しました。
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ここからは、豊肥本線に乗り換えて、次の目的地へ向かいます。
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乗る列車は、12時58分発の豊後竹田行きの普通列車です。 車両は、キハ200系の2両編成です。 |
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側面も、このように真っ赤な車両です。
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車内は、転換クロスシートとなっており、普通列車ながら、快適に過ごすことが出来ます。
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別府方から来た、普通列車の接続を受けて発車します。 こちらに乗り換えてくる乗客は、あまりいませんでした。 |
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再び、大分川を渡り、日豊本線から離れていきます。
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13時15分、中判田(なかはんだ)駅に到着しました。 ここで、反対列車の行き違いを行ないました。 |
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段々と平坦なところから、山へと向かって進んでいきます。
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街並みも消えて、ドンドンと上り坂を上がっていきます。
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そして、川も近づいてきました。
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しばらくは、大野川沿いを走行します。 川もゆっくりと流れていて、綺麗でした。 |
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13時27分、犬飼(いぬかい)駅に到着しました。
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ここで、犬飼始発の大分行き普通列車と行き違いました。 キハ125系で、今度は、黄色の車両です。 |
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こちらが発車すると、向こうも扉が閉まり、発車していきました。 |
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段々と高度が上がっていき、街を見下ろす高さを走行します。
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13時43分、三重町(みえまち)駅に到着しました。 ここで、反対列車行き違いのため、5分以上停車しました。 |
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来た相手は、別府行きの特急「九州横断特急」です。 キハ185系の2両編成で、自由席も指定席も満員でした。 その後、発車となりました。 |
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13時58分、豊後清川(ぶんごきよかわ)駅に到着しました。 ここは、この時に遭遇した事柄により、思い入れのある駅です。 |
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14時05分、緒方(おがた)駅に到着しました。 ここで、反対列車行き違いのため、5分ほど停車しました。 |
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待ち時間があると、列車から出て、ホームを散策できます。 この駅では、熊本、大分の矢印版がありました。 |
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そして、列車は、順調に進み、終点の駅が見えてきました。
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14時23分、豊後竹田(ぶんごたけた)駅に着きました。 ホームでは、作曲家の滝廉太郎氏の曲が静かに流れていました。 また、かぼすの形をした、ベンチが目立っていました。 |
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豊後竹田駅で宮地行きの普通に乗り継ぎ、14時30分、玉来(たまらい)駅に到着しました。
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